まとめ 13

〇マクロファージ、マスト細胞、樹状細胞
  ・マクロファージ、マスト細胞、樹状細胞はToll様受容体(TLR)を持ち外敵を監視する
  ・十種類以上のTLRが特定のリガントを認識する

〇炎症とは
  ・病原微生物に感染すると炎症を起こす
  ・炎症の4徴候
    ①発赤  ②腫脹  ③疼痛  ④発熱
  ・炎症が進行すると膿が溜まる (化膿性炎症)
  ・膿の主成分は好中球である

  ・炎症性サイトカイン(TNF-a、IL-1、IL-6)
     →毛細血管を拡張させ透過性を亢進させる
  ・ケモカイン(IL-8)
     →白血球郵送物質(白血球を呼び寄せる)
  ・脂質メディエーター(PG、LT、PAF)
     →毛細血管を拡張さ透過性を亢進させる

〇細菌防御のストーリー
 ①Toll様受容体が細菌を認識する
 ②マクロファージ、肥満細胞、樹状細胞は炎症性サイトカイン、ケモカイン、脂質メディエーター
  を産生する
 ③炎症性サイトカインと脂質メディエーターは毛細血管を拡張させ、
  ケモカインは好中球やマクロファージを呼び寄せる
 ④マクロファージ、好中球は最近を非特異的に貪食する(自然免疫)
 ⑤細菌の抗原と抗体が結合すると(オプソニン化)
  好中球による特異的な貪食が進む(体液性免疫)
 ⑥好中球の残骸が膿となる(化膿性炎症)  

コメント

タイトルとURLをコピーしました